はじめに
ご訪問ありがとうございます。
『元不動産営業マンのたくと』です。
『え、お部屋探しなのに餃子屋!?』と思いましたよね 笑
実は私、餃子屋の前に不動産の営業を1年間していました。良くも悪くも会社漬けの1年でしたので、多くのお客様と関わる事ができ、その実際の営業経験を元に、失敗しないお部屋探しについてお伝えします。
この記事では
『お部屋探し初めてで不安』
『不動産屋って沢山あるけど、どうやって選んだら良いの?』
『契約時の注意点について知りたい』
といった方向けに書いてます。
それでは(=゚ω゚)ノ
目次
お勧めの不動産屋選びのコツ
結論から言うと
【実際にあなたが訪問する不動産屋の口コミを確認する】です。
一般的なお部屋探しの流れとしては、
『アプリで希望物件を探す』→『気になる物件が見つかる』→『掲載元の不動産屋に問い合わせする』
この時に、部屋の情報は気になって細かく確認しても、実際に行く不動産屋の情報を調べる人は少ないはずです。
実はここがとても重要です!
何故かと言うと、『不動産屋によって、あなたの今後の人生は大きく変わります』
かなり大袈裟に聞こえるかもしれませんが、事実です。
飲食店で例えると、同じ居酒屋でもオシャレな洋風の居酒屋もあれば、昔ながらのアットホームな居酒屋等、店によって様々な特色がありますよね。
それと同じで不動産屋もかなり特色があります。そして、当然ですがあなたに物件を紹介する営業マンによって、今後あなたが住む物件、場所、契約内容等変わります。
営業マンは皆、清潔感があり親切そうに接していますが、営業ですので【厳しい数字の世界で生きています】自分の売り上げを1円でも多くする努力をしています。あなたのお部屋探しを快適なものする為にも、まずははあなたの訪問する不動産屋の口コミを調べてみてください。勤めていたから言えますが、ネットの評判は結構当たっています。営業マンについての悪評や、素直に参考になる意見が書かれています。
実際に不動産屋に訪れた際に注意するポイント5選
- 店内が清潔か?
- 営業マンが席を外す回数、時間
- 営業マンの靴
- 自分1人に対して複数の営業マンが付いている
- 重要事項をさらりと説明する
店内が清潔か?
売り上げを上げている店舗ほど
【店頭が綺麗】
【清潔感がある】
【物が雑然としていない】
という特徴があります。
その方が余計な箇所に目が行かず、お部屋探しに集中できます。
営業マンが席を外す回数、時間
あなたの前の営業マンが、あなたの前から席を外した時はほとんどの確率で裏で打ち合わせをしています。あなたの希望条件、現在の進行状況、契約できそうか等です。
1〜2回は良くありますが、あまりにも多く席を外すのであれば要注意です.
営業マンの靴
基本座っていると思うので、確認し辛いかもしれませんが【営業マンの靴】は顔や言葉使い以上にその営業マンを表しています。
何故なら私がそうでした。営業マンといえど下積みの頃は店舗にいる時間が少なく、基本外で行動しています。その時は新しい革靴が3ヶ月後にはボロボロになっていました。売り上げが上がらない頃は靴に注意をしていなかったので、先輩の営業マンに『お客様の前に立つ時は、頭のテッペンから、足先迄注意をしろ!』と指摘され、営業を行う際はピカピカの革靴を履いて挑んだものです。
自分1人に対して複数の営業マンが付く
これは、【あなたを契約までもっていこうとしています】
特に新人の営業マンの場合に多いです。新人が営業をしていると横から凄そうな人が出てきたパターンです。数の暴力とでも言えるのですが、1人から『この物件良いよ』と言われるのと、複数から言われるのでは変わってきますよね。そして、この場合後から出てくる人が、上司のパターンが鉄則ですので『この人が言うんだから良いんだろうな』と不思議な錯覚を起こしてしまいます。
重要事項をサラリと説明する
ここまでくればもう事務的な作業になるのですが、実はここからが1番気を抜いてはいけません。絶対です!
実際に経験した方はわかると思うのですが、お部屋探しはかなり疲れます。
そして、この重要事項説明の時には、部屋止めをして『部屋が決まった』と気を緩めてしまいがちです。
しかし、ここから重要事項説明、部屋の契約の確認等行われますので、ここを念入りに聞いてください。
重要事項説明は必ず行わないといけません、しかし、部屋の条件によっては深入りされると【契約が崩れる】場合のものもあるので、厳しい条件のもの程サラリと説明されます。
部屋によっては不動産屋から見てもえげつない特約事項(また別の記事で説明します)があるので、ここをちゃんと聞いていないと退去時になかなかの悲劇を生むことになってしまいますのでご注意ください。
契約する際の注意点4選
では、実際に契約してその後の注意点についてまとめます。
- 必要書類の確保
- 連帯保証人への連絡
- 引っ越し業者の確保
- 期日厳守
必要書類の確保
契約を進める際に必要になる書類
- 身分証(顔写真付き)→運転免許証やパスポート,学生の方は学生証&保険証
- 在職証明証→健康保検証,在籍証明書,内定通知書等
- 収入証明書→源泉徴収書
- 住民票
- 実印
- 駐車場も契約する場合は車検証、場合によっては印鑑証明書も必要
最低でもこのあたりは必要になってきますので、早めに取得しておく事をお勧めします。
連帯保証人への連絡
これは確認して契約を進めていくので、余程の事がない限り大丈夫かと思うのですが、私が契約を進めていく中で、契約時はOKを出していた連帯保証人が、確認の連絡の時に『私は知りません』の一言で契約が流れそうになった事がありました。(別の連帯保証人を立てて、無事契約となりました)
意外にも連帯保証人予定者に連絡をせずに訪問される方が多かったので、後々揉めることが無いよう早めにご連絡をお願いします。
期日厳守
契約書は今はネットなどで簡略化するところも増えてきましたが、まだまだ紙ベースの契約書が主流です。
記入・捺印漏れが多くあり、契約書を再度発送するという事も少なくありません。連帯保証人がいる場合はこの手順が増えますので、注意が必要です。
必要書類の確保でも触れましたが、管理会社(物件の清掃、契約書作成等)によっては、全ての必要書類が揃わなければ、鍵を渡さないというところもありますので、希望の入居日に引っ越しする為にも早めの取得が必要です。
引っ越し業者の確保
シーズン(主に1月中旬〜3月)に関しては引っ越し業者がなかなか手配がつきません。
私の契約者で引っ越し業者がつかまらないから、1ヶ月住んで無いのに家賃を払われた方もいらっしゃいます。
物件が決まったら、すぐにでも引っ越し業者を確保してください。特にシーズン中は!
最後に
お部屋探しは楽しいものですが、同じくとても体力を使います。
初めてですと何かと分からない事がありますので、次回は私が営業をしている中で多かったお客様のご質問を元に書いていこうと思います。
あなたにとって素敵なお部屋に巡り会えるお手伝いになれば幸いです
【毎日、昨日の自分より成長】