『マジで恐い(ΦдΦ)!!!』
【ぼぎわんが、来る】
物語は3部構成。
幸せな新婚生活を送る夫
【田原秀樹】
夫に不満を頂きながらも育児に奮闘する妻
【田原香奈】
除霊師比嘉真琴を支える、オカルト・ライター
【野崎昆】
以上の3人の視点で構成された、
【ぼぎわんが、来る】
今回はこのレビュー記事を書いていきます。
- ぼぎわんが、来る
- あれが来たら、絶対に答えたり、入れたりしてはいかん
- 狡猾、執着、凶暴、止まらない恐怖
- 感想
- 29歳餃子屋店長
- 愛する奥さんと、
怪獣兼天使の子どもの3人暮らし - 【個人で稼ぐ】を目標に毎日ブログ更新中
(現在98日継続中) - 【部屋探し】【ブログ・Twitter】などを
メインに書いています。
目次
ぼぎわんが、来る
【著】澤村 伊智
【出版】角川ホラー文庫
【受賞】第22回日本ホラー小説大賞 大賞作
あらすじ
"あれ"が来たら、絶対に答えたり、入れたりしてはいかん―。幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。それ以降、秀樹の周囲で起こる部下の原因不明の怪我や不気味な電話などの怪異。一連の事象は亡き祖父が恐れた"ぼぎわん"という化け物の仕業なのか。愛する家族を守るため、秀樹は比嘉真琴という女性霊能者を頼るが...!?全選考委員が大絶賛!第22回日本ホラー小説大賞《大賞》受賞作。
あれが来たら、絶対に答えたり、入れたりしてはいかん
幸せな新婚生活を送る田原秀樹は大きな不安を抱えていた。
それは彼の幼少期に遡る。
田原が小学6年性の頃に祖父の家で過ごしていた時のこと…
80歳を越え、認知症を患い寝たきりの祖父と家で過ごしていた。
不意に玄関のチャイムが鳴り、ガラス越しに
【ぼんやりと濃い灰色の背の低い姿】が見えた。
『ごめんください。』
『シヅさんはいますか?』
『ヒサノリさんはいますか?』
『ギンジさんはいますか?』と話す【灰色の何か】。
幼少の田原は受け答えしてしまい、次第に異変に気づいていく。
『ギンジさん。ギンジさん。ギンジさん。ヒサノリさん、の、ちが』と次第に大きな声になっていく灰色の何か。
田原が恐怖でいるところへ、認知症でろくに受け答えが出来ていなかった祖父が、
『帰れ!』と怒鳴り、
その事に驚いている間に灰色の何かは姿を消していたのであった…。
正気を取り戻した田原は祖父から『あれが来たら、開けてはいけない。本当は受け答えしてもいけない』と言い聞かされる。
後に祖父が亡くなった際に、以前幼少の頃に来た灰色の何かは、
ぼぎわんという名前である事を知る。
狡猾、執着、凶暴、止まらない恐怖
【田原秀樹】
【田原香奈】
【野崎昆】
3人の視点で対峙していく
ぼぎわん
このぼきわんの謎についても物語が進行していく毎に徐々に判明していくのだが、
判明していけばいく程、
対峙すればする程に恐怖が増していくのである。
まず1部の田原秀樹の時点でその狡猾さが前面に出ていて、あっと驚かされる。
2部・3部と進んでいく毎に【執着・恐怖】が増していき、その世界観に没頭する事だろう。
感想
まとめ
(`・ω・´)!