『僕を、買ってください。』【小説・娼年 石田衣良】

 

『様々な恋愛模様はいかがですか(=゚ω゚)ノ?』

 

どうも、たくとです!

 

【娼年】

 

帯に書いてあった、

『僕を、買ってください。』の一文と、

 

読みやすいボリュームに惹かれて購入した、

 

石田衣良さんの初めての恋愛小説で、

2018年に松坂桃李さん主演で映画化もされた、

 

【娼年】

 

今回はこのレビュー記事を書いていきます。

 

※本記事では小説で最大限に楽しめる様に、極力ネタバレをせずにレビューしていきますのでご理解ください。

 

本記事の内容
  • 娼年
  • 『女なんてつまらない。』
  • 『退屈なセックスはつまらなくない?』

 

この様な人が書いています
  • 29歳餃子屋店長
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    娼年

     
    娼年 (集英社文庫)
     

    【著】石田衣良

    【出版】集英社文庫
     

    • 第126回直木賞候補作
    • 2018年映画化
     

    あらすじ

    恋愛にも大学生活にも退屈し、うつろな毎日を過ごしていたリョウ、二十歳。だが、バイト先のバーにあらわれた、会員制ボーイズクラブのオーナー・御堂静香から誘われ、とまどいながらも「娼夫」の仕事をはじめる。やがてリョウは、さまざまな女性のなかにひそむ、欲望の不思議に魅せられていく……。いくつものベッドで過ごした、ひと夏の光と影を鮮烈に描きだす、長編恋愛小説。
    引用;2004年 集英社文庫 石田衣良 娼年 背表紙より

    『女なんてつまらない。』

     
    主人公は大学生の森中 領(もりなか りょう)。
    以下「リョウ」とする。
     
    リョウは『女なんてつまらない。』と言い、友人もその事をバカにするくらい本気でそう思っていた。
     
    しかし、
     
    リョウのその様な思いは【女性】に対してだけではなく、『大学・友人・家族含め、世の中全てつまらない。』と、
     
    20代として生きている事自体に退屈しながら毎日を過ごしているのであった。
     
    そんな中で1人の女性と出会う。
     
    御堂 静香(みどう しずか)】
    以下「静香」とする。
     
    静香がリョウの働いているBarに来店して2人は出会う。
     
    静香は長身で締まった身体に黒川のロングコートが似合う、笑いじわの綺麗な女性だった…。
     

    『退屈なセックスはつまらなくない?』

     
    静香は2度リョウの働くBarにやって来た。
     
    1度目は【Le Club Passion】の名刺を置いていき。
     
    2度目の来店で、
     
    女性もセックスも退屈。』と言っていたリョウに対して、
     
    本当にそうか証明してほしい。
    わたしがあなたのセックスの値段をつけてあげる。退屈なセックスの値段を知りたくない?』とリョウに話を持ち掛ける。
     
    その言葉に対してリョウは残酷な気持ちが動き、母親ほど年が離れている静香をベッドの上で分からせてやるという感情から、『いいですよ。買ってください。』と了承する。
     
    Barのアルバイトを終えた後、静香と食事を済ませ、静香の家へ向かう事になる。
     
    リョウは何も考えていなかったが、静香から
    『あなたはラッキー。ここまで来る男の子はとても少ない。』と言われ、静香の部屋に案内される。
     
    エレベーターを降りると直径1メートルほどの生花に迎えられ、その先は同色のソファが2対セットされている客間、両側に扉が何枚か並んだ廊下と進んでいき、家具の少ない寝室にたどり着いた。
     
    部屋に入ると、中央にあるキングサイズのベッドが、どの壁にもふれないように置いてあり、そこは寝室というよりも祭壇や舞台の様に感じられた。
     
    『シャワーを借りたい。』と言うリョウに対して、
     
    『だめ、あなたの身体がいつもどれくらい清潔にしているか確かめておきたい。』と静香が制した。
     
    今から始まるのかと思うリョウに対して、
    『少し待ってほしい』と再度静香からおあずけをかけられる。
     
    しばらく待っていると寝室にノックの音が3回響き、1人の少女が入ってきた。
     
    その少女黙っては静香の横に立ち、静香がリョウに対して一言。
     
    『あなたの相手をするのは、私じゃなく、この子。』
     
    リョウの退屈な20代がゆっくり、確実に動き出して行くのであった…。
     

    感想

      
    官能的な要素がある事は否定しません。
     
    しかし、
    この小説の本当に面白いと思う要素はそこではありません。
     
    作中に登場する様々な女性とリョウの関わりに惹かれるものが多くあります。
     
    【リョウ自身の成長】は勿論ですが、年代分け隔てなく接する【女性】に対しての愛情表現や、外見ではなく中身の人物像に焦点を当てるリョウの人間性も惹かれるポイントの1つです。
     
    退屈な20代を過ごしていたリョウがどの様な成長を遂げるのか、またどの様な人達との人間ドラマがあるのかを是非読んで味わってみてください。
     
    儚くも優しい恋愛小説を読みたい方におすすめの1冊です。
     

     

    まとめ

    欲望×優しさ=娼年
     
    ↓松坂桃李さん主演の映画はこちら↓

     
    最後まで読んで頂きありがとうございました
    (`・ω・´)!
     
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